★Z400FX(E4)マスキング手順 前編
マスキングの簡単な手順を掲載していますのでご参考ください
今回はZ400FXのE4のマスキングを行っておりますが他のバイクでも手順としては
同じになりますのでこちらの手順を応用してください
E4のマスキングは直線になるのでそれほど難しくは無いです
※マスキング手順になるので塗装方法等は説明しておりません
塗装方法はこちらをクリックしてください
(ぼかしの塗装は公開しております)
↓↓↓↓↓
・オートバイ塗装手順
・キャンディー色塗装手順
・ビックスクーターインナー塗装手順
※★★★後編を確認する方はこちらから!★★★
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●E4の塗装並びにマスキング手順について
FXE4の場合写真のような順番でマスキングしていきます
と言うのもベースから先に塗るとマスキングをする範囲が大きく面倒です
手順は①キャンディーレッド塗装→②ぼかしの赤塗装→③ラインのブラック塗装(※分かりにくいですが黒が塗って
あります)→④ラインのゴールド塗装→⑤ベースのガンブルー塗装です
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①クッション・・・タンクなどの鉄製品は傷が付きやすい
のでクッション等で保護しながらマスキングしてください
②デザインテープ・・・センターを取ったり、目印をつけたり
するときに使用します
③ファラインテープ・・・曲線をマスキングする時に
使用します。きちんとアールが取れるので便利です
※今回の場合使わなくても出来ますがあったほうが便利です
④マスキングテープ・・・ラインを取ったり、隠す場所を
マスキングします。かなり必要です
⑤メジャー・・・寸法を取る時に便利です。平面なら定規でも
良いですが形がある物なのでメジャーのほうが便利です
⑥デザインカッター・・・通常のカッターだとうまく細かい所が
綺麗にカットできません。デザインカッターは手にしっくり
くるのでなるべくならこちらを使用してください
⑦替え刃・・・カッターの刃は少し使用すると
切れなくなります。 そのまま使うと綺麗にマスキング
できないので小まめに変えてください
⑧磁石・・・タンク等の鉄製品に型紙を押さえるときに
便利です。テープでもいいですがこちらのほうが楽です |
●最初にご用意いただくもの
マスキングに必要な道具を揃えます。上記のような写真の物があると便利です。
この他新聞や、定規,分度器などあるとさらに便利です。
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★ボカシの塗装
今回行うボカシ塗装はそれほど難しい塗装では無いです。
ある程度ボケていればライン部分になるので幅が狭く気にならないです |
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左の写真のようにあらかじめキャンディーレッド(明るい色)を塗っておきます。
ぼかしは塗装後すぐにでも構いません
右の写真のようにボカしていきますが、まず大事なのは写真のようにボカシの境界線にテープなどであらかじめ
目印を貼っておきます。このようにすると基準があるので分かりやすいです
※1がわから横に→の進行方向でスプレーガンを動かしながら塗っていってください
縦に塗ると綺麗なボカシにはなりません
※2の白い線あたりまで塗る感じで塗装してください。目印まで塗ってしまうと明るい所と暗いところの際が
ハッキリしすぎて綺麗なボカシにならないです(白い線の所から薄く塗るような感じ)
注)白い線辺りから手を動かさずにスプレーガンだけ動かす(手首だけ左右に動かす)感じで進行方向→に向かって
軽く薄く塗る感じで行うと綺麗にボケます
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すこし分かりづらいですが左の白い囲み線の中のような感じになれば十分です。その後目印をはがして完成です。
乾燥させるので翌日以降からマスキングを始めます。
※乾燥していないとテープの跡が深くなり残ってしまいます
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★テールのぼかしに関して
テール部分はボカす必要がないので
キャンディーレッド(明るい色)を塗り少し時間を置いて
ボカし用の濃い赤をそのまま上に塗ってください
※塗料セットに付いている色見本を見ながら
濃さを合わせてください。
また、塗ったタンクを確認して濃さがあっているか
確認します |
★マスキング
ボカシが完成したら翌日以降からマスキングを始めます |
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マスキングを始めていきますが手順としてはラインからマスキングしていきます(写真左の黄色い囲み参照)
理由としては小さい面積から行ったほうがマスキング面積が小さくテープを貼るのが楽です
(色によっては逆の場合もあります)
ですので工程手順はラインの内側から順に外側へマスキングしていきます
手順としてはボカシ部分を隠す→ブラックを隠す→ゴールド隠す→ベース色塗装です
※見づらいですがブラックもあります
どのような形でもマスキングの基本は左右対称とライン位置を水平にすることなので、右の写真のように
まず中心を測り、センター(中心位置)を取ります
※この茶色いテープは基準のためのテープなので後ほど取り除きます。ですので高価なテープは必要ないです
今回使っているようなデザインテープで良いです。(塗装なので直接書いたりは不可能です) |
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センター(中心)が取れたらそれを基準に縦にデザインテープでラインを取っていきます
場所はどこでもいいのですが目印になりやすいコックとエンブレムの所が測りやすいのでここから横にライン
を取ります。
1箇所だけだと後々きちんと測れないので右の写真の白い部分の所にも左と同じ用にデザインテープ等で
ラインを取ってください
※この位置取りのテープ(デザインテープ)をきちん取らないと後で歪んだり、曲がったりします。建築で言うと
基礎になるので必ず納得のいくまで作業を行ってください
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デザインテープで基準位置が出来たら、図面などを確認してエッジ部分や基準のライン位置を元に印を付けていきます
※印(マーク)はデザインテープなどを小さく切りカッターで貼り付けて印をつけます(ペンで印を書けないので) |
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基準の位置の目印ができたらデザインテープで結んでいきます。横のラインが平行に貼れたら、
縦の部分を測ってテープを貼ります。この時直接ファラインテープで貼って行っても良いのですが、
右の写真の後ろ側部分が少しアールになるのでデザインテープで仮貼りしてから
ファラインテープもしくはマスキングテープでアールをマスキングしたほうが良いと思います
※余分な部分のテープはこの時切り取っても良いですし、最後に切り取っても良いです
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基礎の部分(目安)が出来たのでそれを元に
ファラインテープを貼っていきます
直線の場合ファラインテープを引っ張るようにたるみを
無くして遠めから見る感じで貼っていきます
もし歪んだ場合は何度でも納得がいくまでやり直してください
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黄色の囲み部分はアールになります(直角ではないです)
この部分の貼り方は下の左側の★1のようにアールを
作れるテープで貼っていきます(ファラインテープ)
また無い場合は下の写真のようにマスキングテープに
下書きしてそれを切り取り貼り付けます
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ファラインテープは曲線のラインを取る時に便利です
アール部分をうまく貼るコツはテープを持つ方と
逆の手の指でテープを抑えながら、テープを持つほうの
手でゆっくり曲げていきます
(テープは長めで持ったほうが綺麗にアールが出来ます)
※ただ、今回のような少しの範囲でしたら通常の太めの
マスキングを使っても良いと思います
右の写真参考にしてください
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マスキングテープでアールを作る場合、タンクに直接
でもいいのですがタンクに傷が付くので下敷き等に
太めのマスキングテープを貼りますその後、
定規やコンパス、分度器を使って下書きをします①
書き終わったら周りをカットしてアール部分を切り取り
型ができるのでこれをタンクに合わせて
貼り付けてください
※タンクに貼った時、多少誤差があるのでカッターで
修正します |
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ファラインテープを貼り終わったら上のような感じになります
少しでもテープが浮いていると塗料が入りこむのできちんと
再確認してください
※爪で押し付けると良くくっつきます |
マスキングテープをはみださないよう、また隙間が無い様
に綺麗に貼って完了です。少しでも隙間があると塗料が
入り込むので綺麗に貼れているか再度確認してください
※カッターで切る時の注意点ですが、必ず垂直に刃を
入れてください。斜めに入れると傷になってしまいます |
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テールカウルもタンクと同じようにテープで囲ってからマスキングテープで貼ってください |
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マスキングが終わったらブラックを写真のように塗って翌日以降にマスキングをします
※今回は部分で黒を塗りましたが全体を黒で塗っても問題ないです。
(部分で塗る場合、塗料が硬いとザラザラになるので気をつけてください) |
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