塗装手順
★塗装手順(下地)
※詳しいハクリ手順はこちら
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古いバイクなので剥離をします
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ハクリ剤をつけていきます。このとき
たっぷり目につけたほうが
はがれやすいです
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時間を置くとこのようにチジレてきます
そうなったらヘラ等ではがしてください
1回でははがれない場合この工程を
何度か繰り返します
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きれいにはがれたら洗浄してください。
はがした後はこのように錆びがある場合
があります。このまま塗ると塗料が
浮いてしまいます
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サンダー等で削ってください
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へこみがある場合パテをつけて補修
します。
パテは写真のように主剤、硬化剤が
あります
段ボール等を使用すると便利です
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主剤と硬化剤をヘラで
よく混ぜます。
このとききちんと混ざるまで
こねてください。
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気温にもよりますが
2時間~4時間程度で固まるので
サンドペーパーで研ぎます
番手はサフェーサーを塗るので
粗くてもいいです(200番以上)
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パテをきちんと研いで平らにします
このときパテばかり研ぐと凹んでしまう
ので研ぎすぎに注意です
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サフェーサーを塗ります
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実際塗ってみるとわかりますが
よく見るとパテ跡や小さなへこみが
あるので乾燥後、もう1度パテをつけて
乾燥後、研いぎます。
写真のようにパテが見えたまま
色を塗るとパテの跡が出るので
きちんとサフェーサーを塗って隠します
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このように凹みや傷が無くなるまで
サフェーサーを繰り返して塗装します
乾燥したら800番くらいのサンドペーパで
全体を隅々まで研いで下処理は完了です
※カウル類のプラスティックも基本的には
同じような工程でかまいませんがハクリ
すると溶けてしまうのでハクリ剤は
使用しません
★色の塗装
※詳細な塗装手順はこちら
(キャンディー塗装の手順)
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下処理が終わったら、色を塗っていきます。
良くほこりや水分を取り除いて塗装してください
全体に塗装していきます
慣れてない方は軽く全体を塗り5分程度
おいて表面を乾燥させて重ねて塗ってください
※裏側はおいて塗るとうまく塗れないので
写真のように塗るときれいに塗れます
★マスキング
※詳しいマスキング手順は
・Z2火の玉マスキング
・Z400FXE4紺マスキング
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1日以上乾燥させてからマスキングします
(マスキングテープの跡が付かないように)
まず、基本となるラインを引いていきます
コックやエンブレム取り付け部分等を目印に
して位置を決め、細かく切ったテープ等で
印をつけテープ等でマスキングします
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その後、塗らない部分をマスキングテープや
新聞紙などで隠してください
※この時、少しでも浮いていたり隙間があったり
すると塗料が入ってしまうので何度も確認して
きちんと貼り付けてください
★ライン塗装
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ラインの色を塗ります。
テープの際に塗料が溜まると
テープが剥がしにくいので薄く塗り重ねる
方がきれいになると思います
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すべてマスキングしてはがすと
このようになります。
ただ実際は艶が無い状態で
ラインの段差もかなりあるので
まだ仕上がりではないです
★クリアー仕上げ
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艶が無いのでクリアーを塗ります
マスキングテープを剥がすと塗料の粉が
付着しているので
ベンジン等で良く拭き取ります
※エアーだけだと取れないことが多いです)
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クリアーを塗ります。これで
艶が出れば完成ですが、ラインの
段差が気になる方はクリアーをこのように
なった後、3時間以上置いてもう1度クリアー
を塗ってください。
1日以上置いて良く乾燥させて
ください
※クリアーを2回塗るのはラインの段差を
平らにするとき研ぎ落さないために
クリアーを厚塗りします
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乾燥後、上の写真のようにサンドぺーパーで
研いでラインの段差を平らにします。
まずラインの段差を500番くらいで研いで
ある程度平らにしたら全体を800番くらいで
研いで傷を細かくしてください
傷が荒いと仕上がりが良くないです良くないです
研ぎ終わって乾燥すると下の写真ように
艶が無い状態になりますがクリアー塗ると元に
戻ります
※研ぐと時は水をつけて研いでください。
サンドペーパーの目に塗料が詰まって
すぐに研げなくなってしまいます
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良く汚れをふき取って仕上げのクリアーを
塗装します。
少しでもごみ等が付いているときれいな仕上がり
にならないのできちんと取り除いてください
仕上げのクリアーは艶を出すように塗るので
慎重に行ってください。
また経験上、自分自身の服などに付着しているごみが
良く付くので塗る前に良く体のホコリを取り除いて
ください
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完成です。
もし小さなゴミ、タレなどがある場合
コンパウンドで磨きます。
ゴミだらけやたれがひどい場合は
乾燥後研いで平らにして
もう1度クリアをー塗ってやりなおして
ください
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